はにわ窯と土師神社
『日本書紀』によれば、垂仁天皇の時に、野見宿禰(のみのすくね)が出雲から300人余りの土師部(はじべ)を呼び、土で人馬やいろいろな器物を作り殉死を防いだことが記載されています。これが埴輪起源説と伝えられています。現在、「野見」や「土師」と呼ばれる地域には埴輪を焼いた窯が多数確認されています。10世紀ごろに成立したとされる『和名類聚抄』によれば、藤岡市域は緑野郡と呼ばれ、土師郷があったことが記されています。おそらく野見宿禰を祭神とする土師神社が鎮座する地域が土師郷と推定されます。

はにわを焼いたかまどあと
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更新日:2024年07月10日