本郷埴輪窯址

更新日:2021年12月01日

国指定史跡

本郷埴輪窯址の石碑の画像

窯址の石碑

 県内の埴輪生産については、太田地域と藤岡地域の2地域が一大生産地として知られています。藤岡地域では、神流川流域の本郷埴輪窯址と鮎川流域の猿田埴輪窯跡の2地点があります。このうち本郷埴輪窯については、明治39年(1906年)に柴田常恵氏により発見されました。そのあとの発掘調査により、5世紀後半から6世紀末まで操業していたことが確認されています。

窯全景の写真

窯全景

覆屋の写真

覆屋

 この窯址は昭和18・19年(1943・1944年)に発掘調査が行われ、2基の窯址が発掘調査されました。このうち、もっとも依存状態が良かった1基が覆屋で保護され、見学することができます。
 窯の構造は全長約10メートル、幅1.8メートルの大型の登り窯で、窯の中から多くの埴輪が出土しています。

本郷埴輪窯址の実測図の写真

埴輪窯実測図

埴輪窯からかき出された出土品の写真

埴輪窯からかき出された出土品

  • 指定日 昭和19年11月13日
  • 所在地 藤岡市本郷

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会文化財保護課

住所:〒375-0055群馬県藤岡市白石1291番地1
電話番号:0274-23-5997
ファクス番号:0274-22-6999

お問い合わせフォームはこちら