相撲

更新日:2021年12月01日

『日本書紀』垂仁天皇7年7月7日条によれば、當麻村の當麻蹴速(たいまのけはや)と出雲国の野見宿禰(のみのすくね)とが相撲をとり、宿禰が蹴速に勝ち、蹴速の土地をすべて賜り、都に止まって仕えるようになりました。このことから野見宿禰は相撲の始祖として祀られるようになりました。
ここにある相撲辻(壇)は、明治34年に刊行された『上野名蹟図誌』によれば「日本三辻」のひとつに記されています。江戸時代には、この土俵の上で出世力士が披露相撲をしたと伝えられています。近年まで地元の素人相撲も盛んで、板番付も奉納されています。
現在この相撲辻(壇)が縁で、昭和61年3月3日に石川県羽咋市と姉妹都市提携を結び、幅広い交流を行っています。

土師の辻の全体写真

土師の辻(相撲の土俵)

土師神社の拝殿にある板番付の写真

板番付(昭和49年)

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