ヤリタナゴと仲間たち

更新日:2025年03月04日

ヤリタナゴ4匹の写真
産卵期でひれが朱色になっているヤリタナゴ2匹の写真

環境の変化に伴い、さまざまな野生動物が絶滅したり減少しています。群馬県にはかつて5種の在来種のタナゴ類が生息していました。しかし、河川改修によって生息地の河川が直線化されたり、住宅地から家庭雑排水が注いだり、農業基盤整備などにより生息環境がなくなり、いつの間にかすべての在来種のタナゴが絶滅したのではないかと思われるまでになったのです。でも幸いなことに、群馬県で唯一藤岡市だけにヤリタナゴが生き残っていたのです。現在、タナゴの仲間は、国内で15種(亜種)に分けられ、すべて二枚貝の中に卵を産みつける習性があります。この二枚貝もヤリタナゴと同じように、今、生息地が激減しています。

群馬の動物レッドリスト
県基準 基本概念 藤岡市
絶滅 県内で、すでに絶滅したと考えられる種  
絶滅危惧1類 県内で、絶滅の危機にひんしている種 ヤリタナゴ
マツカサガイ
絶滅危惧2類 県内で、絶滅の危機が増大している種 ホトケドジョウ

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