地域コミュニティ活性化に関する市民アンケート
本アンケートの趣旨
藤岡市では「まちづくりビジョン」において『地域コミュニティの維持・強化』を掲げ、地域コミュニティの活性化に向けた取り組みを進めています。
市民の皆さまに、地域コミュニティや地域活動への関わり方、まちづくりに関する意識を把握するためのアンケート調査を実施しました。アンケートの結果は、「市民と行政の協働によるまちづくり」を進めるための懇話会の中で、地域の特性を活かしたまちづくりを進めていく上での基礎資料として活用させていただきました。
(参考)「地域コミュニティ活性化に関する懇話会」のページに移動します
実施概要
対象者:市内に居住する満18歳以上の市民2,000人
基準日:令和3年4月1日時点で住民基本台帳に登録のある方を無作為抽出
回答期限:令和3年5月21日(金)まで
結果概要
市民2,000人へアンケートを送付し、786人の方に回答をいただきました。
地域への関わりについての意見(抜粋)
- 地域の人々のつながりやまとまりが薄れてきているかどうかについて、「どちらかと言えばそう思う」が 41.8%と最も多く、「そう思う」の26.1%と合わせると7割近くの方が地域コミュニティの希薄化を感じている結果となりました。
- 地域の人々のつながりやまとまりの必要性について、「どちらかと言えばそう思う」が48.7%、「そう思う」が29.1%と、8割近くの方が地域コミュニティのつながりやまとまりの必要性を感じていることが分かりました。
- 地域コミュニティに必要な役割について、最も多かったのは「災害時の対応や防火・防犯」が40.8%と、全国的に災害が相次ぐ中で、地域防災を意識している方が多く見受けられます。次いで「世代を超えたつながりや交流」が18.2%と様々な世代の人が交流する機会を求める一方で、「分からない」が12.8%と特に地域コミュニティに役割を求めていない(分からない)という意見もありました。「子育て支援や見守り」と「高齢者の見守り」は同程度に必要とされていることが分かります。
公民館の活用・地域づくりについて意見(抜粋)
- 地域にある公民館の利用については、「利用していない」が74.8%と全体の4分の3を占め、次いで「年間に数回利用している」が16.2%、「ほぼ毎週」が5.2%と9割近くの方が公民館をほとんど利用していない状況が分かりました。利用している方と利用していない方の差が大きく出ていることが読み取れます。
- これからの公民館において、実施した方がよいと思われることについて、「今のままでよい」と感じている方が27.5%と一番多く、次いで「高齢者や子育て支援、健康づくり活動」 が24.2%と子どもやお年寄りに対する活動を望む方が 多く、「相談できる窓口の設置」が14.5%と、公民館に地域の相談窓口としての役割も求められていることが分かりました。「地場商品の販売」や「作品の展示販売」など営利活動を可能にする要望も少なからずあり、「その他」の中には「地域の防災訓練活動」や「幅広い年代が利用できるようにして欲しい」といった意見がありました。
- 地域づくり活動への参加については、「都合があうようであれば参加したい」が40.9%と最も多く、「積極的に参加したい」の3.8%と合わせると約半数近くの方が何らかの形で地域づくり活動へ参加したいと考えていることが分かりました。「どちらとも言えない」の22.9%の方については、地域の行事に参加しておらず、公民館を利用していない方が多い傾向がありました。
以下のファイルリンクからアンケート結果をご覧いただけます。
更新日:2024年07月30日