イノシシに出会ってしまったとき

更新日:2024年10月21日

近年、市内各地でイノシシの目撃情報が増えています。

本来は、臆病で警戒心が強く、人に出会ってもイノシシのほうから逃げていくということがほとんどのようですが、興奮していたり、至近距離で出会った場合には注意が必要です。

刺激をしないこと

大声を出したり、物を投げたりすると、興奮して襲ってくる可能性があります。急に走り出したりすることもイノシシを刺激するので、まずは落ち着きましょう。

静かにその場を離れること

イノシシが近づいてきても、落ち着いて、背を向けず、ゆっくりと後ずさりして離れてください。

建物が近くにある場合など、物陰に身を隠すなどして、安全を確保してください。

また、イノシシにとって人がいる方向にしか逃げ道がない場合は向かってくることがあるので、イノシシにとっての退路を明け渡しましょう。

襲われる危険性を感じた場合は

できるだけ高いところに逃げましょう

イノシシから走って逃げることはできません。塀の上や木に登るなどして、イノシシより少しでも高いところに逃げてください。

急所を守りましょう

成獣のイノシシの口元は人の太ももの高さにあたり、太ももの内側には太い血管があるため、牙が当たったり噛みつかれたりすると大変危険です。かがんで足を閉じて防御の姿勢をとる、またはカバンなどで身を守ってください。

反撃はやめましょう

反撃をする限りいつまでも攻撃してきますので、万一攻撃されても反撃はせず、急所を守ってください。

住宅地に近づけない、出会わないようにするために

薮や草むらをきれいにしましょう

イノシシにとって、藪や草むらの中は格好の隠れ場所です。きちんと草刈をして見通しをよくしておくことが大切です。地域で適正な管理を心がけましょう。

エサ場をなくしましょう

生ごみの放置や放任果樹、家庭菜園はイノシシのエサ場になります。ゴミは夜出さない、木から落ちた果樹は処分、家庭菜園は柵でしっかり囲むなど、イノシシを寄せ付けない環境づくりをしましょう。

エサは絶対に与えないでください

うり坊(イノシシの子供)でも、可愛いからといって絶対に食べ物を与えないでください。近くに居ついたり、人が食べ物の供給源だと認識させることにもなります。成獣になってから出没することにもなりますので、やめましょう。

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