ツヤハダゴマダラカミキリ

更新日:2025年08月18日

特定外来生物ツヤハダゴマダラカミキリは、トチノキ、ニレ、カツラ、ヤナギ、カエデ、リンゴ、ナシ、サクラ等の多種他種類の樹木に寄生し、幼虫が木の中を食い荒らす外来昆虫です。
群馬県内では、令和7年度に初めて被害が確認されました。
本市での被害は確認されていませんが、今後飛来する危険性がありますので、ご注意ください。

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴一覧
体長 2~4センチメートル(触覚を除く)
成虫の特徴

体はツヤのある黒色で、翅に約20個の白斑もしくは黄斑を持つ。

在来種のゴマダラカミキリとよく似ている。

寄主

(寄生する植物)

トチノキ属、ニレ属、カツラ属、ヤナギ属、カエデ属、リンゴ属、ナシ属、サクラ属など

ツヤハダゴマダラカミキリ2

成虫の写真(西浦雄仁氏 提供)

被害確認方法

木の種類

多種類の木に寄生します。
国内で被害が確認されている木は、アキニレ、カツラ、トチノキ、エンジュ、ポプラ等です。

産卵痕

雌の成虫が産卵のために木の幹や枝につくる傷です。

大きさ10〜15mmのすり鉢状をしているのが特徴です。

フラス

フラスとは、幼虫が木の外に排出する、木くずとフンが混ざったものです。
ツヤハダゴマダラカミキリのフラスは、ふ化後しばらくは黒褐色の細かい糸くず状のものを排出し、その後白く粗い糸くず状のものに変わります。

ツヤハダゴマダラカミキリ

産卵痕(群馬県 提供)

脱出孔

脱出孔(群馬県 提供)

在来種「ゴマダラカミキリ」との見分け方

ツヤハダゴマダラカミキリは在来種のゴマダラカミキリとよく似ていますので、見分ける際の参考としてください。

 

見つけたら

成虫を見つけたり、幼虫が寄生していると思われる樹木を発見したら、速やかに下記の連絡先までご連絡ください。
また、成虫を見つけた場合には、被害の拡大防止のため、その場で踏みつぶすなどして捕殺してください。

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

森林環境部環境課生活保全係

住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
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