鬼石中学校による鬼石のまちインタビュー

更新日:2023年10月26日

桜山公園とその周辺の現状を知るために。

鬼石中学校の校外学習の一環で、自分たちの住むまち(鬼石)と桜山公園を知るために、街歩きをして、鬼石の良いところや魅力はなんだろうと考えるワークショップを行いました。街を改めて歩くことで「外を出歩いている人が少ない」「道の整備が必要」「ノスタルジックな街である」「桜山公園は緑豊か」など、課題や魅力を見直すことができました。そこから、観光に来た人に向けて、「知ってもらいたい」「魅力に感じている」お店やイベントにどんな思いや歴史があるのか調べてもらい、チームを4つに分けインタビューに行きました。インタビュー内容の項目出しや行き方の選定も中学生自ら行っています。各チームのインタビューは以下から。

インタビューの様子1
インタビューの様子2

チーム「焼きまんじゅう」のインタビュー

1.ばぁばのシフォン/「美味しい、また来たい」と思ってくれるように

ばぁばのシフォンインタビュー1

住所:藤岡市浄法寺910-7

電話番号:0274-25-8188

営業時間:10時~18時

定休日:月曜日・火曜日・水曜日

駐車場:5台

席数:イートイン6席

Q.なぜこの場所にばぁばのシフォンを開いたのか?

A.もともと電気屋をやっていて、ケーキ作りは自分の趣味でやっていた。友達との会話の中で「お店を開けば?」と言われて開いてみようと思った。電気屋の倉庫として使っていた場所の上に住むことになり、工事をしているときにお店を開くことが決まった。

 

Q.お店の名前の由来は?

A.孫がおばあちゃんのことを「ばぁば」って呼んでいて、ばぁばが作るシフォンだから、「ばぁばのシフォン」になった。

 

Q.鬼石地域にどれくらい住んでいますか。

A.生まれた時から

 

Q.休日はどこで遊んで過ごしているのですか。

A.基本お店でシフォンケーキなどを作っている。友達と喋ったり、花見に行ったりしている。

 

Q.ばぁばのシフォンのアピールポイントはなんですか。

A.添加物を入れずに自然なものを活かしてシフォンケーキを作っていること。

 

Q.ばぁばのシフォンで一番のおすすめの商品はなんですか。

A.シフォンケーキ

(ちなみにシフォンケーキとプリンだけをもともと作っていたが、お客さんが飽きてしまうと思い、他の商品も作ることに。プリンはシフォンケーキを作る際に残った卵黄を使って作っており、他のプリンに比べて生クリームと卵黄をたくさん使っている。)

 

Q.どのような思いで商品を作っていますか。

A.お客さんが「美味しい」「また来たい」と思ってくれるように作ってる。

 

Q.季節によって、商品を変えたりしていますか。

A.季節によって変えている。今の時期(取材時期は3月)は桜、苺を使ったシフォンケーキを出している。次はよもぎの時期になるのでよもぎを使った商品を作ろうと思っている。

ばぁばのシフォンインタビュー2
ばぁばのシフォンインタビュー3

2.木村観光みかん園/3本の苗木からはじまった。

木村観光みかん園1

住所:藤岡市三波川155

電話番号:0274-52-2826

営業時間:10時~16時

定休日:期間内無休

11月1日~12月中旬ごろまで営業(みかんの生育状況によって異なるので、お問合せください。)

駐車場:あり

Q.なぜここにみかん園を作ろうとしたのか?

A.祖父が昭和40年前後に苗木を3本買ってきたのが始まりで、最初は管理などは全くしていなかったため2本は枯れ、1本は実っても美味しくありませんでした。そこから改良していき、平成4、5年ごろにみかんが良くなり、市役所を通じて、県から補助金が出るようになってから本格的に始まりました。周りが木々に囲まれていた事により、風による影響を受けなかったため、みかんがよく育つ環境でした。

 

Q.おすすめしたいことは?

A.みかん(温州みかんの和製みかん)

 

Q.みかんを育てるために工夫をしていることは?

A.天気や気候任せのところがあるが、水が逃げないように耕したり、有機肥料を使ったりするなど。

 

Q.みかん以外に何か育てていますか?

A.埼玉に畑があり、ネギを育てています。

 

Q.鬼石地区に何年間住んでいますか?

A.生まれてからの72年間住んでいます。

 

Q.休みの日はどこに行きますか?おすすめの場所は?

A.桜山に山登りに行くことが多いです。(ネギに1ヶ月、みかんに1ヶ月使い、残りの10ヶ月の間に行きます)なので桜山と、もちろんみかん園がおすすめスポットです。

木村観光みかん園2
木村観光みかん園3

チーム「つるちゃん」のインタビュー

1.てんぐ家/人気メニューの秘訣はお客さんのアイデアから。

てんぐ家インタビュー1

住所:藤岡市鬼石535-1

電話番号:0274-52-2162

営業時間:11時~15時/17時~20時

定休日:水曜日

駐車場:10台

席数:50席

Q.創業何年目ですか?

A.創業110年くらいで歴史が長く愛されてきたお店です。夫婦で営業しています。

 

Q.一番人気なメニューは?

A.うどんやカツが手作りで人気です。

 

Q.季節に合わせてお店でのメニューを変えたりしていますか?

A.夏や冬で変えています。

 

Q.商品開発はどうやっていますか?

A.お客さんのアイデアをもとに作られているものもあります。お客さんとのコミュニケーションを大事にしています。

 

Q.お店の接客で心がけていることは?

A.お待たせしないようにしています。

てんぐ家うどん、カツ丼
てんぐ家カツカレー

2.赤上新聞/地域見守り隊も兼務する地域の新聞社

赤上新聞インタビュー1

住所:藤岡市鬼石653

電話番号:0274-52-2247

Q.赤上新聞は創業何年目ですか?

A.43年目です。

 

Q.どんな仕事内容ですか。

A.夜中の2時~3時くらいから仕事をしています。新聞の仕入れや、配達をしています。

 

Q.どこの地域まで新聞を届けているのですか?

A.上野村や埼玉の渡瀬(神川町)まで行っています。

 

Q.この地域で仕事をする上で心がけていることはなんですか?

A.健康管理や、新聞を濡らしたり飛ばさないように心がけています。

 

Q.新聞配達以外の活動は行っていますか?

A.家族で地域見守り隊をしています。

 

Q.休みの日は何をしていますか?

A.配達業務と地域見守り隊の活動で休みの日は1ヶ月に1回くらいです。休みの日は、休暇村や旅館に行って泊まったりしています。

赤上新聞インタビュー2

チーム「赤上次郎」のインタビュー

1.清水屋/やりがいは美味しかったといってもらえること

清水屋インタビュー1

住所:藤岡市鬼石511-4

電話番号:0274-52-2148

営業時間:8時~19時

定休日:月曜日

Q.なぜ、清水屋を開こうと思ったのか?

A.代々受け継がれていて、お店の名前の由来も先祖の名前が清水だったから。

 

Q.なぜ、この場所に建てたのか

A.前は違うところにあったけど、今の場所はちょうど日があたらなくて商品がいたみにくくなるから。父が戦争から帰ってきて清水屋を開店した。今の場所には、他の人が住んでいたが、立退いて今の場所で開店した。

 

Q.一番おすすめの商品とこだわりは?

A.あん・ドーナツ。あずき(あんこ)やそれぞれの商品によって砂糖の割合が異なること。

 

Q.やりがいはなんですか?

A.朝が早くて大変だけど、お客さんが来て、「また来るね」「おいしかったよ」と言ってくれること。

 

Q.お店の魅力とアピールポイントは?

A.お客さんに愛されていること。商品を全部手作りで作っていること。

 

Q.目標にしている事は?

A.自分のできる範囲内で、動けるうちに一生懸命仕事を続けること。

 

Q.鬼石地区にどのくらい住んでいるのか。

A.5歳ぐらいから住み始めて、70年ぐらい住んでいる。

 

Q.お休みの日はどこに行きますか?

A.伊勢崎の「市民の森」に行ったり、たまに食材を仕入れたりしている(半分仕事、半分プライベート)

清水屋インタビュー2
清水屋あんドーナツ

2.寿し正/飽きないメニュー作りを心がけて。

寿し正インタビュー1

住所:藤岡市鬼石252-13

電話番号:0274-52-5944

営業時間:11時30分~14時/17時~22時

定休日:月曜日

駐車場:20台

席数:30席

Q.お店の名前の由来は?

A.店主の名前のまさみさんから寿し正になった。

 

Q.なぜこの場所に開こうとしたのか?

A.昔は食堂が少なかったから。

 

Q.お店のアピールポイントは?

A.お客が飽きないようにメニューを豊富にしていること。

 

Q.おすすめの商品を教えてください。

A.デミグラスハンバーグとロールキャベツ。ロールキャベツは仕込みに時間をかけていて、お肉が200グラムとボリューミーです。

 

Q.やっていて大変なことは?

A.仕込みから調理まで一人でやっていることと、食中毒などの衛生面の管理。

 

Q.やりがいは?

A.お客様の言葉です。

 

Q.鬼石にどれくらい住んでいますか?

A.生まれたときから71年住んでいる。

 

Q.休みの日はどこに出かけますか?

A.毎週仕入れで休みがあまりないです。

寿し正ハンバーグランチ
寿し正ロールキャベツランチ

チーム「オニちゃんず」のインタビュー

1.夏祭り/鬼石の夏祭りは自慢できる。

鬼石夏祭り1

住所:藤岡市鬼石地域内

会場:お祭り広場

開催時期:7月ごろ

お問合せ:鬼石夏祭り実行委員会事務局

電話番号:0274-52-2062

Q.心がけていることは?どんな想いでやっていますか?

A.伝統行事の継承と伝統行事を絶やさないように心がけている。鬼石夏祭りは、鬼石商工会が主催で行っていたが市町村合併が行われて、商工会の主催ではなくなってしまった。今までは、開催時期が7月14日、15日と決まっていたが、仕事や、学校の時間など、土日じゃないと困るという声が集まり、土日にしようと運動が始まって14日、15日あたりの土日になりました。

 

Q.どうやって祭りを進めていますか?そのなかで苦労することは?

A.1月から役員が集まって色々計画を考えています。祭り好き、やりたい意識が強い人が多いので苦労することは特にないと思うが、役を持っている人は大変です。

 

Q.鬼石地域にどのくらい住んでいるのか?

A.62年

 

Q.お休みはどこに行くのか?

A.日帰り温泉

 

【その他の話】

・まわりの祭り(藤岡祭りや埼玉県の祭り)と比べて鬼石の祭りは派手。山車も5台あり、他と比べても多い。

・昔は夜12時までやっていたが、法律で夜10時までの開催に変わりました。昔は屋台が50店くらいあったのですが、3店くらいになってしまったそうです。

・「役」は参加する町ごとに大体決まっており、ほとんどの町が毎年変わるそうです。

鬼石夏祭り2
鬼石夏祭り3

2.Life PALLETE カフェ/地域の方がホッとできるお店を。

ライフパレットカフェインタビュー1

住所:藤岡市鬼石507-2

電話番号:0274-50-4982

営業時間:10時~18時

定休日:日曜日・水曜日・木曜日

駐車場:あり

Q.どんなお店ですか?

A.地域の方がホッとできるのをコンセプトにしたお店です。あまり人を雇わないので最大で20人くらい入れるお店にする予定です。

 

Q.何を売っているのか?

A.お茶・軽食やプレートなどを予定しています。

 

Q.イチオシメニューは?

A.ロールキャベツのランチ  厨房を主に担当される小林さんは「自分が自信を持ってだせるメニューはロールキャベツなんです」とおっしゃっていました。ロールキャベツ以外も現在様々なメニューを練習している様です。

 

Q.なぜお店を建てようとした?

A.オーナーの水口美樹さん、小林京子さんは東京出身で婦人雑貨のお店で働いていました。この場所にお店を建てるため鬼石に移住してきました。今はお店の2階に暮らしています。

 

Q.お店に込めた思いは?

A.雰囲気などから地域の方の寄り添い場になったらいいなと。

 

Q.なぜこの場所に作った?

A.山に囲まれた雰囲気が好きで安心できる。

ロールキャベツ
お茶漬け
インタビュー3

この記事に関するお問い合わせ先

鬼石総合支所にぎわい観光課産業観光係

住所:〒370-1492群馬県藤岡市鬼石170番地1
電話番号:0274-52-3111
ファクス番号:0274-52-4857

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