社会教育方針

更新日:2023年04月13日

社会教育方針
教育方針
基本理念
藤岡市教育委員会は、「藤岡市民憲章」を基本に、郷土の歴史と恵まれた自然を生かし、豊かな人間性と高い知性、たくましい意志力と創造的な個性を持った心身ともに健康で規律ある人間の育成を目指して教育を推進する。
基本方針
1 知・徳・体の調和のとれた人間形成を目指す学校教育の推進
2 生涯学習の振興と市民文化の向上
3 青少年の健全育成と世代を超えた市民参加のスポーツ・レクリエーション活動の推進
 
藤岡市民憲章
わたくしたち藤岡市民は、郷土の歴史と恵まれた自然をいかし、永遠の発展をめざして、人情豊かな明るい藤岡市とするために、ひとりひとりの道しるべとして、ここに市民憲章を定めます。
1 わたくしたちは、教養をたかめ、いつでもだれにも親切をつくせる人になりましょう。
1 わたくしたちは、史跡を大切にし、青い空と緑を育て清潔なまちをつくりましょう。
1 わたくしたちは、スポーツに親しみ、たくましいからだとねばり強い心をつくりましょう。
1 わたくしたちは、子どもを大切に、青少年には夢を、老人にはやすらぎのあるあたたかい社会をつくりましょう。
1 わたくしたちは、働くことに誇りをもち、住みよい活気ある郷土藤岡をつくりましょう。
 
藤岡市子ども憲章
郷土の歴史と恵まれた自然を誇りに思う私たちは、すべての人が、友情あふれる優しい心と勇気をもち、お互いに助け合いながら、みんなが好きになる「すてきな藤岡市」を目指して、ここに「子ども憲章」を定めます。
自然
私たちは、地球の環境を守るため、豊かな自然を大切にし、リサイクルや自然保護活動に努めます。
私たちは、いつでも夢や希望をもち、励ましあいながらその実現に向かって進みます。
私たちは、友達、家族、そして、ひとつしかない自分の命を大切にします。
友情
私たちは、思いやりと感謝の心をもち、友情の輪を広げます。
礼義
私たちは、だれとでも気持ちよくあいさつを交わし、礼儀正しく接します。
 
社会教育基本方針
藤岡市教育委員会では、第5次総合計画にある将来像「郷土を愛し未来を創生する藤岡」を実現するため、誰一人取り残さない生涯学習社会の構築、持続可能な地域づくり、青少年の健全育成と世代を超えた市民参加のスポーツ・レクリエーション活動の推進を目指します。
 
1 社会教育に関する指導体制の充実
(1) 社会教育関係職員の研修を計画的・継続的に実施し、職員の資質の向上に努める。
(2) 社会教育団体の指導者の育成・研修を行い、指導者の資質向上と指導体制の充実を図る。
(3) 地域の生活課題や要望を的確に捉え、住民の主体的な学習活動を支援・推進する。
(4) 社会教育関係団体の活性化を促進し、自主的な運営と活動を奨励・推進する。
2 青少年教育
(1) 青少年の健全育成の重要性に対する市民の意識の向上を目指し、学校、関係団体、企業と連携して、地域全体で青少年を健全育成する体制づくりを進める。
(2) 「少年の日」「家庭の日」の啓発や青少年を取り巻く有害な社会環境の浄化を図る。
(3) PTA、子ども会育成会、学校運営協議会等の関係機関や団体との連携を密にし、青少年の健全育成を図る。
(4) 青少年の健全育成と非行防止のため関係機関や団体と連絡・協調し、青少年センターを中心に街頭補導、相談事業を推進する。
(5) 週休日における余暇の時間や地域における子ども達の学校外活動の充実を図るため、地域づくりセンターなどの公共施設を有効に活用し、関係団体などと連携しながら、青少年の居場所づくりに努める。
(6) スマートフォン等によるインターネット利用による非行および犯罪被害防止対策として、青少年の情報モラルの向上を図り、ネット犯罪から身を守ることやトラブル防止に努める。
(7) 地域学校協働活動に取り組み、更なる学校・家庭・地域の連携強化を図る。
3 生涯学習
(1) 市民が生涯にわたって学習し、充実した生きがいのある生活を送れるように、学習ニーズを把握し、魅力ある生涯学習の場の提供に努める。
(2) 生涯学習活動を指導する講師の人材確保に努め、市民のニーズの応えられる教室運営を実施できるよう、人材のデータバンク化を進める。
(3) 地域づくりセンターにおける各種講演会・講座・各種教室等を開設して、市民の教養と文化の向上を図る。
(4) 総合学習センターを活用した学習活動や市民活動の推進および生涯学習イベントの充実を図る。
(5) 家庭教育に関する学習機会と情報を提供するとともに、学校・家庭・地域が連携して家庭教育支援体制の充実を図る。
(6) 市民の学習意欲を高めるため、出前講座等の動画配信を行い、自宅で学習する機会を提供する。
4 人権教育
(1) 一人一人の人権意識を高め、人権に配慮したまちづくりを進めるため、関係機関との連携を図り、人権啓発を積極的に推進する。また、人権尊重の精神を幼少期より身につけるため、学校教育との連携のもとに人権教育を推進する。
(2) あらゆる教育の場面を通じて、差別や偏見をなくすための教育と、子どもの人権の尊重と擁護のための教育の充実を図る。また、小・中学生から人権啓発標語などの作品を募集し、人権意識の向上を図る。
(3) 集会所の学習活動を積極的に推進し、地域住民の生活・文化の向上を図るとともに、周辺地域との交流を深め、明るい地域づくりを推進する。
(4) 人権問題の正しい理解・認識を深めるため、啓発資料の配布や広報活動等を積極的に行い、人権意識の高揚を図る。
(5) 人権教育に関する各種講座・研修会等を充実させる。
5 市民活動の支援
(1) 芸術・文化団体の連絡・協調を図り、市民の芸術・文化活動を支援し推進する。
(2) 女性の資質向上、住みよいまちづくりをめざした地域活動の活発化を図るため、婦人団体の組織の充実に努める。
(3) ボランティア・NPO法人、各種まちづくり団体などの活動を支援し、各団体が活躍できる環境を整えるとともに、活動のネットワーク強化に努める。
(4) 世界平和の精神を中心に国際理解・国際協力の推進を図る。
6 社会教育施設等の整備拡充
(1) 社会教育施設としての図書館・総合学習センター等や、社会体育施設としての市民体育館・市民プール等の整備・充実を図り、利用者の満足度の向上を目指すとともに施設相互間の連携を推進する。
7 文化財保護
(1) 国民的財産である文化財を保護し、文化的有効活用と次世代への継承を行う。
(2) 文化財を通して地域の歴史文化への理解と愛着を培い、市民の郷土意識の向上を図る。
(3) 開発によって失われる埋蔵文化財の記録保存等を行うことで保護を図る。
(4) 発掘調査等により出土した埋蔵文化財を藤岡歴史館において保存・管理し、展示の充実と普及活動に努める。
(5) 学校教育や生涯学習との連携を図り、デジタル技術等の各種手法を用いて身近な郷土史学習の環境づくりを図る。
(6) 歴史・民俗資料の収集を行い、展示などの活動を図り普及に努める。
(7) 世界文化遺産「高山社跡」を後世に守り伝えるため、史料調査や建物の修復保存、景観保全を進めて世界遺産としての価値の充実に努める。
8 社会体育
(1) 市民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営めるよう、市民総スポーツの諸施策の推進に努め、市民の健康および体力の保持増進を図る。
(2) 各種スポーツ教室を開催し、スポーツに親しむ心、スポーツを楽しむ心を育て、スポーツへの理解と基礎的技術を養い、スポーツ愛好者の増加を図る。
(3) 各種スポーツ大会を開催し、競技水準の向上に努めるとともに、生涯スポーツとしての取り組みを推進する。
(4) 学校教育に支障のない限り、学校のスポーツ施設を一般のスポーツ利用に供し、スポーツ活動の機会を確保する。
(5) スポーツ指導者の育成に努めるとともに、スポーツ少年団や各スポーツ団体と連携し、青少年の体力向上、心身の健全化を図り豊かな人間性を育む。
(6) スポーツ推進委員と連携し、地域住民のスポーツ振興を図り、人と人との交流および地域間の交流を促進する。
(7) スポーツ活動に伴う事故防止に万全を期すとともに、損害保険等への加入促進を図る。また、感染症対策を踏まえた安全・安心なスポーツ活動を実施する。
9 図書館事業
(1) 多様化するニーズに対応した各種豊富な資料の収集、保存、提供に努める。
(2) 子どもの読書活動に関わる環境の整備・充実を図る。
(3) 講演会その他事業を実施することにより、各世代にあった学習の場を提供する。
(4) 少子高齢化、高度情報化社会など図書館を取り巻く状況や時代の要請に応えていく。
(5) 図書・視聴覚資料などの一層の充実を図り、多くの世代に親しまれる図書館を目指す。
(6) 図書だけでなく様々な資料や情報を提供していくことで、地域の情報拠点としての役割を果たす。
(7) 障害者サービスの整備・充実を図る。
(8) オンライン上で電子書籍の貸し出しができる電子図書館サービスを推進する。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会生涯学習課

住所:〒375-0024群馬県藤岡市藤岡1485番地
電話番号:0274-22-6888
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