中大塚城跡
西側郭の堀跡・土塁跡・土橋跡
東側郭
中大塚城跡は、西側と東側にそれぞれ郭を有する可能性があり、指定になったのは西郭箇所の南北72メートル、東西72メートルの箇所です。この箇所は、土塁跡・堀跡・虎口(こぐち)跡などが確認でき、さらに土塁と堀は二重にめぐっていた可能性もみられ、中世の遺構として良好に残された城郭です。
この城跡は高山御厨(たかやまみくりや)を治めていた中世高山氏から分家した小林氏の城館であったことが考えられます。小林氏は鎌倉末期から上野国大塚郷の地頭職であったことが小林家文書の建武元年(1334年)の文書から伺えます。
- 指定日 令和2年11月18日
- 所在地 藤岡市中大塚
こちらの史跡は現在見学できません。
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更新日:2024年07月10日