ヤリタナゴ・マツカサガイおよびホトケドジョウ

更新日:2021年12月01日

市指定天然記念物

泳ぐ数匹のヤリタナゴの写真

ヤリタナゴは群馬県の基準で、絶滅の危機に瀕している「絶滅危惧1種」に分類され、県内では藤岡市のみに生息します。
教育委員会では、絶滅の恐れのある野生生物を保護する目的で平成12年7月1日に「ヤリタナゴ・マツカサガイ・ホトケドジョウ」を天然記念物に指定しました。

泳ぐヤリタナゴの写真

ヤリタナゴはコイ目コイ科に属し、体長8~12センチメートルほどに成長します。体形は細長く、口すみに1対の口ひげを持っています。産卵期になると、オスは体が赤みを帯び、背びれと尻びれの縁が朱色に染まります。

マツカサガイの4枚の貝殻の写真

産卵期は春から夏で、主にマツカサガイに卵を産み付けます。卵は貝の中で授精し、そのまま孵化します。稚魚は1センチメートルほどの大きさになるまで貝にとどまります。

  • 指定日 平成12年7月1日
  • 所在地 藤岡市内

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会文化財保護課文化財保護係

住所:〒375-0055群馬県藤岡市白石1291番地1
電話番号:0274-23-5997
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