沖2遺跡出土遺物一括

更新日:2021年12月01日

県指定重要文化財

土器などの沖2遺跡出土遺物一括の写真

北関東西部地域における弥生時代前期末~中期初頭にかけての最大級の遺跡です。検出された27基の土器埋設土壙は、依存状態が良好で31個体の土器が埋納されていました。
土器は東北地方縄文時代晩期の要素と東海地方の縄文時代晩期から弥生時代前期の要素がみられ、この時期の文化の接触を伺わせる良好な資料です。また、打製石斧・石鏃をはじめとする豊富な石器群は当時の生業を考える上で重要な資料であり、特に長さ50センチメートルを超える石剣や定型化した独鈷状の打製石器が注目されています。

  • 指定日 平成14年3月26日
  • 所在地 藤岡市白石

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会文化財保護課

住所:〒375-0055群馬県藤岡市白石1291番地1
電話番号:0274-23-5997
ファクス番号:0274-22-6999

お問い合わせフォームはこちら