芭蕉塚の碑

市指定重要文化財

養浩院の門前下にある碑は、明治の初め頃、当地の俳人たちが近江国（滋賀県大津市）の義仲寺にある芭蕉の墓に参拝し金二円を寄進して墓土をうけ、分霊塚をつくり句碑を建てたもので、「芭蕉塚の碑」と呼ばれています。石碑は高さ237センチメートル、幅128センチメートル、厚さ10.3センチメートルで、石材には緑泥片岩が使われています。
碑にある句「志ばらくは花のうえなる月夜哉」は、元禄元年（1688年）、芭蕉が45歳の春に吉野の花見に出向いた時に詠んだものです。

指定日昭和43年4月23日
所在地藤岡市上日野

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