史跡高山社跡焚屋・外便所保存修理工事

更新日:2021年12月01日

史跡高山社跡焚屋・外便所保存修理工事

敷地内の焚屋、外便所の保存修理工事が平成27年10月末に完了しました。現在一般公開中です。
建物は高山社分教場として建物を使用していた明治~大正時代を目標として、解体して判明した建具の痕跡や資料に残されている図面などを基にして、修理・復原を行いました。

焚屋

焚屋はドマ(台所)とユドノ(風呂場)に分かれており、分教場生徒の食事を用意したり、入浴した場所と考えられます。
ユドノの洗い場と風呂釜は改修されており、現在はアクリルカバーと解説板で改修過程をご覧いただけます。

工事前の焚屋

工事前の焚屋

工事跡の焚屋

工事後の焚屋

外便所

外便所は地下に石で組んだ便槽を伴う他に例のないもので、中央に男子小便用、両側に大便用が3部屋あります。
個室の壁には生徒が書いたと思われる落書きが残っており、保存処理をして母屋内の資料室に展示しています。
(トイレとしての使用はできません。)

工事前の外便所

工事前の外便所

工事後の外便所

工事後の外便所

この記事に関するお問い合わせ先

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