母屋兼蚕室の解体が完了しました
母屋兼蚕室の解体直後の様子
令和5年1月31日に高山社跡母屋兼蚕室の解体が終了しました。解体では建具や建築部材が一つ一つ手作業で取り外され、それらは高山社跡の西側敷地内に設置した保管小屋に慎重に収納されました。現在、建物基礎がむき出しの状態になっています。令和5年度から令和9年度は修復補強実施設計に基づいた補強工事を実施する予定となっています。母屋兼蚕室の復原については、分教場当時の高山家の姿に戻すことを目標として、史跡高山社跡保存整備委員会などにて専門家の意見を伺いながら、検討を進めていきます。
見学について
CG(コンピューターグラフィックス)やVR(バーチャルリアリティ)を活用して、母屋兼蚕室の画像などを使いながら解説を行っています。母屋兼蚕室跡には建物はありませんが、工事の様子はデジタルサイネージ内の画像記録でご覧になることができます。また、普通は建物に隠れている建物の基礎を見ることができるのも、今だけです。この機会にしか見ることのできない高山社跡の母屋兼蚕室の姿をぜひともご見学ください。
- 見学時間 午前9時から午後5時まで(最終入場午後4時30分まで)
- お問い合わせ 文化財保護課(0274-23-5997)または高山社跡(電話番号 0274-23-7248)
更新日:2023年05月31日