令和元年度 高山社跡史跡整備について
高山社跡史跡内の整備について
南面竹垣修景整備工事
この工事は、長屋門の西側に建仁竹垣を復元する修景工事です。整備前は、竹垣ではなく、ブロック塀が設置されていました。高山社が養蚕教育機関の分教場として、盛んであった大正期では、竹垣が設置されていたことが、資料「高山家写真絵葉書」より確認ができます。(大正7年(1918)3月~昭和8年(1933)2月に発行されたとされている)。
「高山家写真絵葉書」より
大正7年~昭和8年の様子
既存のブロック塀

ブロック塀を撤去し竹垣を設置

竹垣の設置の様子
石垣修復工事(第2期)
昨年度に続き、第2期工事を実施しました。今年度の解体・石積みの範囲は、面積10.5平方メートルとなり、令和3年度に修復の完成を予定しています。
石垣解体の様子
解体した石を元に復元するため、
石に番号を付けて管理します
人道橋本設工事
この工事は、仮設橋であった人道橋を本設橋に架け替える工事です。人道橋は、「高山社跡」とガイダンス施設「高山社情報館」の間を流れる(一)三名川を渡す鋼鉄の橋です。高山社情報館からの竹林の遊歩道より、高山社跡の目前に行けるようになりました。
人道橋本設工事の様子
人道橋架設工事のほか三名川の護岸工事もおこないます
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更新日:2021年12月01日