宗永寺舟形石棺

更新日:2024年07月10日

舟形石棺は、宗永寺境内にある覆屋(おおいや)に保管されています。身と蓋(ふた)の一部が残存し、凝灰岩(ぎょうかいがん)をくり抜いてつくったものです。大きさは、身の全長は2.4メートル、端部の幅65~75センチメートル、中央部幅92センチメートルであり、高さ55~60センチメートルです。身の長辺側に直径19センチメートル、高さ21センチメートルの楕円形の突起(とっき)が2個ずつ、計4個が削り出されています。全体が舟の形をしています。宗永寺裏東塚古墳から出土したもので、5世紀後半ごろに造られたと推定されます。

宋永寺舟形石棺の写真
横から見た宋永寺舟形石棺の写真
宋永寺舟形石棺実測図の画像

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会文化財保護課文化財保護係

住所:〒375-0055群馬県藤岡市白石1291番地1
電話番号:0274-23-5997
ファクス番号:0274-22-6999

お問い合わせフォームはこちら