宗永寺舟形石棺
舟形石棺は、宗永寺境内にある覆屋(おおいや)に保管されています。身と蓋(ふた)の一部が残存し、凝灰岩(ぎょうかいがん)をくり抜いてつくったものです。大きさは、身の全長は2.4メートル、端部の幅65~75センチメートル、中央部幅92センチメートルであり、高さ55~60センチメートルです。身の長辺側に直径19センチメートル、高さ21センチメートルの楕円形の突起(とっき)が2個ずつ、計4個が削り出されています。全体が舟の形をしています。宗永寺裏東塚古墳から出土したもので、5世紀後半ごろに造られたと推定されます。
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更新日:2024年07月10日