令和5年度第17回記者会見(令和5年12月12日)

更新日:2023年12月12日

在宅高齢者への支援強化

令和6年度より、自宅で生活する要介護・要支援認定を受けている高齢者の在宅生活を今まで以上に支援するため、本市独自のサービス内容を拡充します。

詳細

藤岡市では、介護保険サービスでは対応できない方の在宅生活を支援することを目的として、様々な在宅支援サービスを実施しております。

この度、在宅支援サービスの利便性の向上、利用者の経済的負担の軽減を図るため、サービス内容について検討を行ったところ、3つのサービスにおいて令和6年4月1日より、サービス内容を拡充し実施します。

対象事業

紙おむつ等購入費補助事業(旧「紙おむつ等給付事業」)

要介護認定を受けている、常に紙おむつ等の使用が必要な方の経済的負担を軽減するため、紙おむつ等の購入費用の一部を補助します。

配食サービス事業

自力で調理や食事を用意することが難しい高齢者に配食を行うとともに、安否確認を行います。

緊急通報体制整備事業

緊急時に自力で助けを呼ぶことが困難な方に対し、ボタン一つで緊急通報できる装置を貸与し、利用者が安心できる体制を整備します。

変更点

紙おむつ等購入費補助事業(旧「紙おむつ等給付事業」)

現物給付から、購入費用の補助へ事業内容を一新します。

紙おむつ等購入費補助事業(旧「紙おむつ等給付事業」)変更点概要

 

紙おむつ等購入費補助事業

旧「紙おむつ等給付事業」

給付方法

購入費用の一部を補助

現物を自宅等へ配達

給付額(月額)

3,000円

平均2,700円(送料含む)

対象物品

紙おむつ・紙パンツ・尿取りパッド

使い捨て手袋・おしりふき

紙おむつ・紙パンツ・尿取りパッド

事業詳細

対象者要件:次のすべての項目に該当する方が対象となります。

  • 自宅で生活をしている。
  • 要介護認定を受けている。
  • 常に紙おむつの使用が必要である。
  • 市税の滞納がないこと。
  • 生活保護を受給していない。

補助対象物品:補助金の交付対象となる物品は、次のとおりです。

  • 紙おむつ(テープ式おむつ)
  • 紙パンツ(パンツ式おむつ)
  • 尿取りパッド
  • 使い捨て手袋(おむつ交換に使用するものに限ります。)
  • おしりふき(おむつ交換に使用するものに限ります。)

補助額:補助額には、世帯の住民税課税状況に応じた上限があります。

  • 対象期間内の紙おむつ等購入費用の合計額または、上限額のどちらか低い方が補助されます。
紙おむつ等購入費補助事業(旧「紙おむつ等給付事業」)世帯別給付額

 

上限月額

対象期間ごとの上限額(注)

旧制度の給付間隔

住民税非課税世帯

3,000円

3,000円×6ヶ月=18,000円

毎月

住民税課税世帯

1,500円

1,500円×6ヶ月=9,000円

偶数月

(注)ただし、対象期間内に次の事由に該当した月数分、上限額は減額されます。

  1. 月の半分以上在宅生活を離れた(入院、短期入所、施設入所など)月
  2. 要介護認定の更新や変更により、要支援と認定された月
  3. 紙おむつ等を常に使用する必要がなくなった月
  4. 藤岡市から転出した以降の月
  5. 藤岡市に転入する以前の月

申請方法:紙おむつ等の購入を証明する書類(レシート・領収証等)を申請書に添付して申請します。なお、申請月は紙おむつ等の購入月に応じて変わります。

  • 1~6月購入分→7月申請(令和6年7月申請は、4~6月購入分のみ対象となります。)
  • 7~12月購入分→1月申請

補助金の交付補助金の交付は、申請月の翌月中に申請書に記載された口座へ振り込みにて行います。

配食サービス事業

次の4点について下表のように変更を行います。

配色サービス事業変更点

 

変更後

変更前

利用回数

週3回まで

週2回まで

利用可能日

365日(土日祝に関係なく)

平日のみ

利用時間帯

昼食又は夕食

昼食のみ

利用者負担

お弁当価格から市負担分300円を差引いた残額を負担

お弁当価格に関わらず、一律400円の負担

(例)弁当価格500円の場合

変更後:500円-300円(市負担)=200円(利用者負担)

変更前:500円-400円(利用者負担)=100円(市負担)

緊急通報体制整備事業

住民税課税の方に頂いていた負担金を無料とし、利用者負担を完全無料にします。

問い合わせ

介護保険課(0274-40-2294)


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林業従事者の育成について

「ふじおか森林の学校」を開校し、10名の参加者が全5回のカリキュラムを終え、参加者全員に市産材を用いた木製の修了証を贈呈しました。

詳細

市では、不足している林業の担い手を確保するとともに、林業の活性化を図るため、様々な取組を行っています。

令和5年度は「ふじおか森林の学校」を開校し、修了式を迎えました。

参加者全員に市産材を用いた木製の修了証を贈呈いたしましたが、良い記念になるとのことで、大変好評を得ました。

今後におきましても、林業の活性化に向けて様々な角度から取り組んでいきたいと考えております。

ふじおか森林の学校 実施概要

実施日

令和5年8月26日(土曜日)、9月30日(土曜日)、10月21日(土曜日)、11月11日(土曜日)、12月9日(土曜日)の計5日間

参加人数

10名(市内在住の60歳代4名・50歳代2名・40歳代1名・30歳代1名および東京農業大学学生2名(県外在住))

内容
  • 林業の基礎知識(座学)
  • 刈払い機およびチェーンソーの講習・実演
  • 高性能林業機械の操作
参加者の感想
  • 貴重な良い体験ができた
  • この受講をきっかけに自分の山の整備をしてみたい
  • 生業として成り立つ林業を実現したい
  • 林業分野への就業について関心が高まった

市産材(ヒノキ)を使った修了証(正面から見た写真)

市産材(ヒノキ)を使った修了証(横から見た写真)

問い合わせ

森林課(0274-40-2316)


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地域おこし協力隊(林業振興)1名募集

藤岡市では、令和4年8月より林業に携わる人材の育成や担い手の増加を図るため、林業振興に特化した地域おこし協力隊員を任用しています。

現在、2名の隊員を任用していますが、更なる目的達成のため、新たに地域おこし協力隊員を1名募集します。

詳細

主な業務概要

  1. 林業事業体での研修および作業(植付、下刈、獣害防除、間伐等)
  2. 林業活動に必要な技術および資格の取得(刈払機、チェーンソー)
  3. SNS等を活用した普及啓発活動および情報発信

募集概要

  1. 募集期間:令和5年12月1日(金曜日)~令和6年1月31日(木曜日)
  2. 任用開始日:令和6年4月1日(月曜日)(予定)
  3. 任用期間:任用の日から当該年度の末日まで(最長で3年間の任用)。
  4. 募集対象者:3大都市圏をはじめとする都市地域に居住している方
  5. 年齢要件:20歳から40歳まで

その他

林業技術の習得にあたり、現在、多野東部森林組合との間で派遣職員に関する協定を締結し、地域おこし協力隊員を派遣していますが、新たに12月11日(月曜日)付けで「合同会社ひのきや」と派遣職員に関する協定を締結しました。

なお、「合同会社ひのきや」代表者の今井氏は、チェーンソーを使った伐木技術において日本チャンピオンであり、世界大会でも日本人過去最高順位を獲得するなど、特殊伐採やチェーンソー技術に優れており、地域おこし協力隊員の更なる技術向上が期待されます。

地域おこし協力隊員の派遣について
  • 勤務体系について:週5日間のうち1日を市役所勤務とし、4日間を現場の状況に応じて、多野東部森林組合とひのきやへ派遣する
  • 派遣期間:各地域おこし協力隊員の任期終了まで(最長3年間)
  • 森林組合の派遣と併用について:現場の状況に応じて、併用して派遣を行う
  • 森林組合での業務内容:森林整備(皆伐、間伐、植栽、造林、下刈り、枝打ち、測量、作業道開設等)、森林病害虫の駆除および防除など
  • 合同会社ひのきやでの業務内容:特殊伐採、支障木の伐採、薪材の生産、チェーンソー等の講習会の開催など

参考

地域おこし協力隊(林業振興)の募集チラシ

問い合わせ

森林課(0274-40-2316)


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空家対策の強化! ~新たに3つの制度を創設~

令和6年4月1日から、市内にある空家等の適正管理を支援するため、新たに3つの制度を創設します。管理されていない空家の発生を抑制することに加え、空家の除却が促進されることが期待でき、この制度の創設により空家の管理から解体までの一連の支援策が整うことになります。

詳細

新たに創設する3つの制度

  1. 空家の管理に要する費用への補助制度
  2. 空家跡地の管理に要する費用への補助制度
  3. 空家の管理にお困りの所有者へ情報を提供する制度

3つの制度の主な内容

  1. 空家の所有者等が、空家の換気および通水、敷地の除草、樹木の剪定などの空家の管理を市内の業者に委託して行う場合に、管理に要する費用の一部を補助
  2. 空家跡地の除草、防草シート張り、樹木剪定などの管理を市内の業者に委託して行う場合に、管理に要する費用の一部を補助
  3. 空家の管理サービスを提供する市内の事業者を市で登録し、空家の管理にお困りの所有者等へ情報提供

補助の対象となる空家等の主な要件

空家の管理に要する費用への補助制度
  • 居住その他の使用がされていない期間が1年以上の空家であること
  • 自己用の一戸建ての住宅として建築された空家であること
空家跡地の管理に要する費用への補助制度
  • 藤岡市空家等解体補助金の交付を受けて解体した空家の敷地であること
  • 空家跡地が使用されていないこと
補助を受けられる人の主な要件
  1. 空家等の所有者または法定相続人であること
  2. 空家跡地の所有者または法定相続人であること
補助金額

共通:4万円(補助の対象となる管理に要した費用の2分の1以内の額)

(注) 補助回数は12共に1敷地、1申請者あたり年1回(最大3回まで申請可)

参考

本市の空家の状況(令和2年度調査)

市内総戸数27,116戸

  • Aランク空家(適切管理):989戸
  • Bランク空家(景観等に問題あり):483戸
  • Cランク空家(倒壊の恐れあり):160戸

うち、B・Cランクの計643戸(管理不全空家)は2.4%

問い合わせ

建築課(0274-40-2326)


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学校給食センター 4つのテーマで紹介動画を作成

鬼石地区の郷土料理「とっちゃなげ汁を作る」など学校給食センター施設見学用の紹介動画を4本作成しました。

詳細

学校給食センターでは、小学校の生活科の授業や、ふじおか教育の日事業などで保護者を対象とした施設見学会を実施していますが、見学できる場所は、煮炊き調理室など一部であるため、その他の場所は写真で紹介していました。

このたび、4つのテーマで紹介動画を作成し、施設見学会で活用いたします。

今後、アレルギー室での調理作業や、揚げ物調理作業なども作成し、施設見学会や参加者に合わせて紹介動画を活用していく予定です。

作成した4本の動画

作成した4本の動画の詳細

 

動画名

内容

1

とっちゃなげ汁を作る

野菜や肉など検収、野菜のカットから大釜で煮る工程を紹介(2分51秒)

2

ごまマヨネーズ和えを作る

野菜の検収、野菜のカットや殺菌のため茹でた後に冷却して和える工程を紹介(2分45秒)

3

姉妹都市の郷土料理を提供

本市の姉妹都市がある石川県の料理を実施(1分35)

  • タラのしょっつる竜田揚げ
  • とり野菜鍋
  • あいまぜ

4

行事食(少し豪華な給食)

ふじおか教育の日献立を実施(1分59秒)

  • ぐんまの納豆(県産大豆を使用)
  • 厚焼きたまご(県産の卵を使用)
  • すき焼き煮(藤岡市の白菜・長ねぎを使用)
  • やよいひめいちごグミ(藤岡地区のやよいひめいちごで作製)

参考(動画のキャプチャー画面)

とっちゃなげ汁を作る

ごまマヨネーズ和えを作る

姉妹都市の郷土料理を提供

行事食(少し豪華な給食)

問い合わせ

学校給食センター(0274-23-8998)


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この記事に関するお問い合わせ先

企画部秘書課広報広聴係

住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
電話番号:0274-40-2208
ファクス番号:0274-24-3252

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