令和3年度 決算概況
令和3年度 決算概況
(1)総括事項
給水状況
本年度は給水人口61,783人、給水戸数26,902戸、配水量8,652,291立方メートル、有収水量7,422,262立方メートルで、有収率は、85.8%でした。前年度と比較すると、給水人口で753人の減少、給水戸数で18戸の増加、総配水量で251,007立方メートル(2.8%)の減少、有収水量では、31,969立方メートル(0.4%)の減少、有収率では、前年度と同水準となりました。
また、1日最大配水量は、8月5日の25,784立方メートルでした。
(2)建設改良工事等
配水管の拡張工事として、延長で約426mの布設を行い、老朽管布設替工事として、延長で約580mの布設替を行いました。
建設改良工事では、中央浄水場など浄水施設における機械設備、水質計器の更新工事を行いました。また、2カ年事業である南山配水池更新工事を令和2年度より継続して行い本年度竣工となりました。更新工事の事業費として総額888,974千円を支出しました。
(3)経営状況
水道事業収益1,394,225千円、水道事業費用1,168,022千円で226,203千円の純利益が生じました。これは、経費節減などの不断の努力により、支出が抑制されたことが黒字に結びついたものと考えられます。
未処分利益剰余金については、減債積立金使用後のその他未処分利益剰余金244,687千円を計上し、当年度純利益226,203千円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は470,890千円となりました。
(4)資本勘定支出
資本的収入は、422,068千円で、その内訳は、企業債384,800千円、負担金37,268千円でした。
資本的支出は、1,441,561千円で、その内訳は、建設改良費1,027,428千円、企業債償還金414,133千円でした。
収入が支出に対して不足する額1,019,493千円については、当年度分消費税資本的収支調整額25,197千円、過年度分損益勘定留保資金749,609千円、さらに減債積立金244,687千円で補てんし、収支の均衡を図りました。
更新日:2022年10月14日