鬼石地域における水道水の濁りについて
鬼石地域における水道水の濁りについて
平素より、本市の水道事業にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
令和6年9月から鬼石・浄法寺・譲原地区で水道水が濁る事象が発生しており、地域の皆様に多大なご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます。令和7年1月に改善が見られましたが、8月以降再び濁りが強まっております。原因は第3水源(譲原)の井戸水に含まれるマンガン濃度の増加であります。なお、一般家庭の水道栓で水質検査を実施しておりますが、水質基準値0.05mg/L以下のところ、0.02mg/Lであったことを確認しています。
現在、改善に向けて、以下の対応を行っております。
応急的な対策(8月から継続中)
- 配水管では消火詮での濁り水の排水
- 給水管ではメーターを外して濁り水の排水
- 貯水槽の念入りな清掃を実施
根本的な対策
上ノ山浄水場(専門業者と検討中)
- 第3水源の取水量縮小
- 他の水源の活用
- マンガン除去装置設置
譲原浄水場(設置に向け準備中)
- マンガン除去装置設置
家庭での対処
- 野外蛇口で数分間水を流す。水がきれいになるまでは飲用や洗濯は控える
- 給湯器や浄水器の使用は、機器の故障に繋がる恐れがあります
- 水の出が悪い場合は、フィルターを清掃すると改善する場合があります
濁り水が改善されない場合は、市へご連絡ください。なお、濁り水の健康影響については、次のQ&Aをご覧ください。
お問合せ先(平日、休日問わず)
濁り水
藤岡市役所上下水道部水道工務課
電話番号:40-2818(午前8時30分~午後5時15分)、 22-1211(左記以外の時間帯)
水質
藤岡市役所上下水道部浄水課
電話番号:22-1205(24時間体制)
人体への影響について
Q1 マンガンの健康被害は?
A.マンガンの毒性は低く、人体への吸収も低いため、多量に摂取しなければ健康上問題になることはほとんど無いとされています。
マンガンは、骨の形成や代謝の促進、抗酸化作用など体に必要な必須ミネラルです。体内で生成できないため、食品から摂取する必要があります。(ナッツ類、海藻、玄米、カキ等に含まれています)
Q2 飲んでも大丈夫なのか?
A.小児や大人の1日摂取量の目安は3~4mg程度と報告されており、ほとんどは食べ物から摂取されていると言われていますので、飲んだとしても健康への影響はないものと考えられます。
Q3 赤ちゃんが飲んでも大丈夫なのか?
A.ご心配の場合は、ペットボトル水で代用していただければと思います。ただしミネラルウォーターでもマンガンが含まれている場合もあります。
Q4 水が黄色なのだがお風呂に入ってもいいのか?
A.温泉にも含まれている成分なので、差し支えないものと考えられます。ご心配の場合は、お湯の入れ替えをしていただければと思います。
Q5 洗濯に使ってもいいのか?
A.濁りが確認された場合は、服の色により着色する場合がありますので、ご注意願います。
Q6 トイレの水に使ってもいいのか?
A.差し支えありませんが、タンク内に排出されなかったマンガン沈殿物が蓄積されている場合があり、この粒がボールタップやフロートバルブに付着した場合、止水などが正常に機能しなくなる場合がありますので、ご注意願います。
Q7 家庭用浄水器で除去できるのか?
A.浄水器の種類にもよりますので一概に全ての浄水器でマンガンが除去できるとは言えません。各メーカーに相談しながら設置することをお勧めします。
この記事に関するお問い合わせ先
上下水道部浄水課
住所:〒375-0031群馬県藤岡市矢場1036番地
電話番号:0274-22-1205
ファクス番号:0274-22-1204
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更新日:2025年10月24日