令和6年度 決算概況

本年度の業務量については、整備戸数が9,083戸で、前年度に比べ94戸の増となり、水洗化戸数が8,310戸で、前年度に比べ182戸の増となった。
また、年間総処理水量は2,088,924立方メートルで、前年度に比べ29,949立方メートルの減となり、年間有収水量は1,816,456立方メートルで、前年度に比べ26,042立方メートルの減となった。

建設改良事業では、事業費281,662千円で、965mの下水道布設工事を行い、区間延長は、113,787mとなった。処理区域面積については、474.5haとなり、前年度に比べ、2.6ha拡大した。

下水道事業収益は662,421千円、下水道事業費用は601,176千円で、差引額は61,245千円の純利益となった。これは、経費節減などの不断の努力により支出が抑制されたことが、黒字に結びついたものと考えられる。
未処分利益剰余金については、減債積立金使用後のその他未処分利益剰余金として59,467千円を計上し、当年度純利益61,245千円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は120,712千円となった。

資本的収入は488,521千円で、その内訳は、企業債164,700千円、負担金9,467千円、補助金314,354千円であった。
資本的支出は、610,129千円で、その内訳は、建設改良費281,662千円、企業債償還金328,467千円で、収入が支出に対して不足する額121,608千円については、当年度分消費税および地方消費税資本的収支調整額3,278千円、当年度損益勘定留保資金58,863千円、減債積立金59,467千円で補てんし、収支の均衡を図った。