令和4年度 決算概況
令和4年度 決算概況
（1）総括事項
本年度の業務量については、整備戸数が8,918戸、水洗化戸数が8,024戸となり、前年度に比べ、整備戸数が50戸、水洗化戸数が148戸の増となった。また、年間総処理水量は、2,078,349立方メートルで、前年度に比べ2,463立方メートルの減となり、年間有収水量は、1,807,260立方メートルで、前年度に比べ、2,142立方メートルの減となった。
（2）建設改良工事等
建設改良事業では、事業費295,066千円で、534メートルの下水道布設工事を行い、区間延長は、111,768メートルとなった。処理区域面積については、469.9ヘクタールとなり、前年度に比べ、1.0ヘクタール拡大した。
（3）経営状況
下水道事業収益639,478千円、下水道事業費用593,588千円で、差引額は45,890千円の純利益となった。これは、経費節減などの不断の努力により支出が抑制されたことが、黒字に結びついたものと考えられる。未処分利益剰余金については、減債積立金使用後のその他未処分利益剰余金として120,539千円を計上し、当年度純利益45,890千円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は166,429千円となった。
（4）資本勘定収支
資本的収入は528,923千円で、その内訳は、企業債169,000千円、負担金11,679千円、補助金348,104千円、水洗化改造貸付金償還金140千円であった。
資本的支出は、663,804千円で、その内訳は、建設改良費295,066千円、企業債償還金368,738千円で、収入が支出に対して不足する額134,881千円については、当年度分消費税および地方消費税資本的収支調整額5,311千円、当年度損益勘定留保資金9,031千円、減債積立金120,539千円で補てんし、収支の均衡を図った。
更新日：2023年10月13日