地域連携医療センター
センター長あいさつ
鬼石病院地域連携医療センターでは、患者さんが不安なく慢性期疾患の治療や療養をしていただけるように近隣の病院や診療所の方々とさまざまな医療情報の共有を行っています。地域連携医療センターを経由して入院される患者さんの多くは、心不全、脳卒中後遺症、誤嚥性肺炎、がん、骨折などで長期にわたる治療やケアが必要な方です。令和2年度は160名ほどの患者さんが当センターを利用され、そのうち90%以上の患者さんは公立藤岡総合病院からのご紹介でした。心不全や肺炎の急性期の治療、あるいは、圧迫骨折や大腿骨の骨折手術や抗がん剤などの治療を受けた患者さんで継続的な治療を当院で行うために転院していただくことがほとんどです。これらの疾患の回復期や慢性期の治療やケアを行う上で病院間の連携とともに、ご家族が転院に際して、安心感を持っていただけることが何より重要です。多くの疾患を抱える超高齢者がますます増加している中で、地域連携医療センターの役割は年々大きくなっています。地域の皆様から信頼され、安心していただけるよう尽力していきますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
地域連携医療センター長
倉林正彦
地域医療連携室
- 地域医療連携室では、地域の医療機関からのご紹介患者様のお受け入れや、退院時の逆紹介をスムーズに行うための調整を行っています。
- 患者様が住み慣れた地域で安心して療養生活を送るための環境を提供できるよう、各医療機関や保健、福祉サービス機関との連携窓口として、切れ目のない医療、看護、介護サービスを提供できるよう心掛けています。
- 多種の医療機関において患者様一人ひとりを支えていくことで、より適切で良質なサービスを提供できると考え、地域との連携を円滑に行うため日頃より積極的に情報交換を行うよう取り組んでいます。