麻しん風しんの予防接種について

更新日:2023年04月25日

麻しんとは

麻しんは、麻しんウイルスの空気感染によっておこり、感染力が強く予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。
麻しんにかかると高熱と発疹が見られ、時に肺炎・中耳炎・気管支炎・脳炎などの合併症を併発し、重篤な症状になることもあります。

風しんとは

風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によっておこり、発疹、発熱、首や耳のうしろのリンパ節が腫れることを主な症状とする感染症です。免疫のない妊婦が妊娠初期にかかると、白内障・心疾患・難聴等の症状をもつ先天性風疹症候群(CRS)児を出生することがあります。予防はワクチン接種以外にありません。

ワクチン接種対象

定期接種対象者
第1期:生後12月から生後24月未満の乳幼児(1歳児)
第2期:5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間(就学前年度の4月1日~3月31日)
麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種します。第1期、第2期の2回接種することが重要です。
定期接種対象者は無料で接種することができます。
成人の方
任意接種になりますが、成人の方も予防接種歴を確認し、2回の接種歴がない方はワクチン接種を検討することが重要です。
平成2年4月1日生まれ以前の方は、風しんワクチン接種について助成があります。
大人の風しんワクチン予防接種助成事業

日本では平成27年3月に世界保健機構(WHO)、西太平洋地域事務局(WPRO)により麻疹排除状態であることが認定されました。しかし、世界ではまだ麻疹が流行している地域があります。この状態を維持するために予防接種が大切になります。

この記事に関するお問い合わせ先

健やか未来部子ども課母子保健係

住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
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