子宮頸がんの予防接種について(ヒトパピローマウイルスワクチンの接種について)

更新日:2023年12月06日

☆ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、これまで国からの勧告により、積極的な勧奨は差し控えられていましたが、令和3年11月国からの通知により、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたため、積極的な勧奨が再開されました。
☆接種に関しては、お手元に届いたご案内や、下記厚生労働省・群馬県のホームページをご確認いただき、ワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいたうえで接種してください。また、転入等でお手元に予診票が届いていない方がいましたら、子ども課母子保健係にご連絡ください。


☆定期接種対象者について
小学校6年生から高校1年生の年齢相当の女子

  • 市では、中学校1年生の対象者へ予診票を発送しています。小学校6年生で接種を希望する方は、子ども課へお問い合わせください。
  • 「ふじおか子育て応援ガイドブック」等で標準的な接種期間について「中学校1年生~高校1年生相当」となっていますが、標準的な接種期間は「中学校1年生」の誤りですので、ご了承ください。

接種期間は、高校1年生の年齢相当の年度の3月31日まで

  • 平成18年度・19年度生まれの方は、特例措置で令和7年3月31日まで

☆特例措置(キャッチアップ)について
積極的な勧奨を差し控えられていた期間に定期接種の対象者であった女性
平成9年(1997年)4月2日から平成18年(2006年)4月1日生まれの女性

接種期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
 

接種間隔・回数・ワクチンの種類について

☆令和5年4月より、9価ワクチン(シルガード9)が公費で受けられるようになりました。
ワクチンの種類や接種を開始する年齢によって、接種間隔や接種回数が異なりますので、医療機関等とよく相談してください。
原則として同一のワクチンを3回接種することとなりますが、すでに2価もしくは4価のワクチンを1~2回接種している方が希望した場合には、医師とよく相談のうえ、残りの接種に9価を選択することも差し支えないこととされています。

ワクチンの種類 回数 標準的な接種間隔(2回目) 標準的な接種間隔(3回目)

2価(サーバリックス)

3回 1回目の接種から1か月後 1回目の接種から6か月後
4価(ガーダシル) 3回 1回目の接種から2か月後 1回目の接種から6か月後
9価(シルガード9)

3回

1回目の接種から2か月後 1回目の接種から6か月後
1回目の接種をする日が15歳未満(15歳の誕生日の前日まで)の場合は、5か月以上(標準6か月)の間隔をあけて2回目の接種で完了とすることが可能です。1回目と2回目の間隔が5か月未満の場合は、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目を接種する必要がありますので、ご注意ください。

上記の接種方法をとることができない場合
サーバリックス…1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から5月以上、かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて1回行う
ガーダシル…1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回行う
シルガード9…1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回行う

 

☆償還払いについて

積極的な接種勧奨が差し控えられていた期間に定期接種の対象者だった方で、その対象年齢(高校1年生の年齢相当)を過ぎて、HPVワクチンを任意で自費接種した方に対し、その費用の一部を助成(償還払い)します。該当される方は、子ども課母子保健係までご連絡ください。

  • 対象(条件・資格など)
  • 平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女性で、定期接種の対象期間を過ぎてから、HPVワクチンを任意(自費)で接種した方で、令和4年4月1日時点で藤岡市に住民票のある方
  • 対象となるワクチンは、2価・4価のみです。9価は対象にはなりません。

 

  • 申請に必要な物
  • 任意で接種したことや接種回数が確認できるもの(母子手帳、予防接種済証又は接種済みの記載があるもの、予診票の写し等)
  • 自費で払ったことが確認できるもの(領収証等)。お手元にない場合は、お問い合わせください。
  • 支払いは、口座振り込みになりますので、振り込み先が分かる通帳等の写し。

☆関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健やか未来部子ども課母子保健係

住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
電話番号:0274-40-2268
ファクス番号:0274-22-7502

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