子宮頸がんの予防接種について(ヒトパピローマウイルスワクチンの接種について)
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、これまで国からの勧告により、積極的な勧奨は差し控えられていましたが、令和3年11月国からの通知により、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたため、積極的な勧奨が再開されました。
接種に関しては、お手元に届いたご案内や、下記厚生労働省・群馬県のホームページをご確認いただき、ワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいたうえで接種してください。また、転入等でお手元に予診票が届いていない方がいましたら、子育て応援課母子保健係にご連絡、または母子手帳をご持参のうえ子育て応援課窓口までお越しください。
県外で接種を希望される方は、事前に下記問い合わせ先までご連絡ください。
定期接種対象者について
小学校6年生から高校1年生の年齢相当の女子
- 市では、中学校1年生の対象者へ予診票を発送しています。小学校6年生で接種を希望する方は、子育て応援課へお問い合わせください。
- 「ふじおか子育て応援ガイドブック」等で標準的な接種期間について「中学校1年生~高校1年生相当」となっていますが、標準的な接種期間は「中学校1年生」の誤りですので、ご了承ください。
接種期間
- 接種期間は、高校1年生の年齢相当の年度の3月31日まで
接種間隔・回数・ワクチンの種類について
令和5年4月より、9価ワクチン(シルガード9)が公費で受けられるようになりました。
ワクチンの種類や接種を開始する年齢によって、接種間隔や接種回数が異なりますので、医療機関等とよく相談してください。
原則として同一のワクチンを3回接種することとなりますが、すでに2価もしくは4価のワクチンを1~2回接種している方が希望した場合には、医師とよく相談のうえ、残りの接種に9価を選択することも差し支えないこととされています。
ワクチンの種類 | 回数 | 標準的な接種間隔(2回目) | 標準的な接種間隔(3回目) |
---|---|---|---|
2価(サーバリックス) | 3回 | 1回目の接種から1か月後 | 1回目の接種から6か月後 |
4価(ガーダシル) | 3回 | 1回目の接種から2か月後 | 1回目の接種から6か月後 |
9価(シルガード9) | 3回 | 1回目の接種から2か月後 | 1回目の接種から6か月後 |
1回目の接種をする日が15歳未満(15歳の誕生日の前日まで)の場合は、5か月以上(標準6か月)の間隔をあけて2回目の接種で完了とすることが可能です。1回目と2回目の間隔が5か月未満の場合は、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目を接種する必要がありますので、ご注意ください。 |
上記の接種方法をとることができない場合
サーバリックス
1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から5月以上、かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて1回行う
ガーダシル
1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回行う
シルガード9
1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回行う
特例措置(キャッチアップ接種)の経過措置について
特例措置(キャッチアップ接種)は、令和7年3月31日で終了を予定しておりましたが、令和6年の夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年(令和7年)3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。
対象者
- キャッチアップ接種対象者のうち令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
- 平成20年度生まれの女子で、令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
期間
キャッチアップ接種期間終了後、1年間(令和7年4月1日~令和8年3月31日)
参考:厚生労働省ホームページ【ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~〉】
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健やか未来部子育て応援課母子保健係
住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
電話番号:0274-40-2268
ファクス番号:0274-22-7502
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更新日:2025年04月01日