生活支援体制整備事業(地域支え合い協議体)

更新日:2023年07月20日

生活支援体制整備事業とは

平成26年の介護保険制度改正により、介護予防事業が見直され、新しく「総合事業」が創設され、地域支援事業の一部として、新たに「生活支援体制整備」が加わりました。
生活支援体制整備事業では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、地域全体で日ごろの困りごとや問題に取組める地域づくりを推進していきます。

藤岡市では平成29年4月より、藤岡市社会福祉協議会に事務局の運営を委託し、事業を実施しております。
生活支援体制整備事業/藤岡市社会福祉協議会 (外部サイト)

なぜ地域の支え合いが必要なのか

この事業の背景には、後期高齢者(75歳以上)人口が増え続け、医療・介護の必要性が高まる一方で、生産年齢(15~64歳)人口は減り続け、2025年には介護人材が圧倒的に不足するという現実があります。
生活支援体制整備事業は自助・互助の重視により、この問題に対処しようという試みです。
「自助」とは自分の能力で生活することを言います。自ら行う健康づくりや趣味活動等を通じて、健康で生きがいのある生活を続けることがこれに当たります。「互助」は地域の助け合いを言い、ボランティア活動や見守り活動など、お互いで助け合い住みよい地域を作っていく活動がこれに当たります。
地域の自助・互助活動について話し合うための新しい仕組みとして、藤岡市では「地域支え合い協議体」と「地域支え合いコーディネーター」を設置しています。

地域支え合い協議体

地域支え合い協議体は、多様な事業主体で構成された、助け合いのある地域づくりについて話し合う場です。地域の情報を収集して現状を把握することや、すでに地域で活動を行っている団体やサロン活動の拠点などの資源の発掘、チラシによる周知活動により、どうしたら住みやすい地域がつくれるか協議しています。

第1層協議体(市全体)

市全体で共通の課題や、第2層では解決できない課題について検討します。主に第2層をバックアップする形で活動しています。協議体会議の運営、サポートを「地域支え合いコーディネーター」が行います。

第2層協議体(市内8地区)

市内8地区での活動状況や課題の把握、情報提供等を行い、住民や地区の関係団体等と協働して、地区に必要な活動を支援します。第1層と同じく、「地域支え合いコーディネーター」が活動を支えています。

地域支え合いコーディネーター

地域支え合いコーディネーターは、協議体と連携し、地域の支え合い、助け合い活動の創出や地域課題の把握、地域資源の発掘などの役割を担います。

第1層コーディネーター

第1層協議体をサポートし、活動を展開します。また、第2層協議体との情報共有を行います。

第2層コーディネーター

第2層協議体をサポートし、地域ごとの実情に合わせて活動を進めます。

これまでの活動

鮎川地区交流会が実施されました。

令和5年5月30日、元気サポートセンターふじの花で鮎川地区交流会が実施されました。

平井地区地域支え合い協議体が主催したこのイベントは、「気軽に集まっておしゃべりする場や機会があるといいね」という声から企画されました。当日はスタッフ含め23名が参加し、歌を歌ったり、おしゃべりを楽しみました。

防災公園でお散歩&ランチ会が開催されました。

令和4年11月7日、防災公園でお散歩&ランチ会が開催されました。

美九里地区地域支え合い協議体が主催したこのイベントでは、気軽に声をかけ合えるきっかけづくりを目的として開催され、当日はスタッフを含め52名が参加しました。気持ちよい青空の下、芝生で寝転んでストレッチやおしゃべりを楽しみました。

株式会社ベルクと見守りに関する覚書を締結しました

令和元年11月13日、株式会社ベルクと藤岡市は「高齢者の見守り活動への協力に関する覚書」を締結しました。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部元気長寿課長寿福祉係

​​​​​​​住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
電話番号:0274-40-2809
FAX:0274-40-2196

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