ロコモティブシンドロームについて

更新日:2021年12月01日

ロコモティブシンドロームとは…

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は通称ロコモとも呼ばれ、骨や関節・筋肉・神経系など、身体を動かすのに必要な運動器が加齢の影響により衰えている、または衰え始めている状態のことを言います。
運動器が衰えてくると、歩く・立つといった日常生活に必要な動作が困難になっていき、放っておくと将来、要支援や要介護状態になる可能性が高まります。

<7つのロコチェック>

無理に試して転んだりしないようにご注意ください。

  1. 片脚立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でつまづいたり、滑ったりすることがしばしばある
  3. 階段を上るには手すりが必要
  4. 15分ほど続けて歩くことができない
  5. 横断歩道を青信号で渡りきれなくなった
  6. 2キログラム程度(1リットルの牛乳パックが2個程度)の荷物を持ち帰るのが困難
  7. 掃除機を使ったり、布団を上げ下ろししたりなど少し力のいる家事が困難


1つでも当てはまるとロコモの心配があります。
→今以上に運動器の機能を低下させないために、生活習慣を見直してみましょう。
(5つ以上当てはまると要介護のリスクは3倍になります。)

1つも当てはまらなくても油断せずに、積極的に身体を動かしましょう!
運動器の衰えは加齢とともに少しずつ進んでいくため、早めの対策が重要です。

ロコモティブシンドロームを予防するために‥

骨や筋肉など運動器を丈夫に保つためには、次の3つのポイントが大切です。

<1 食事>
バランスのよい食生活を心がけましょう。
特に、骨を作るカルシウム、筋肉を作るタンパク質など積極的に取るようにしましょう。

<2 運動>
近くの買い物は歩いていく、エレベーターより階段を使うなど、ちょっとした工夫で運動量を増やすことができます。
また、転ばない身体を作るためには筋肉を鍛える筋力トレーニングが有効です。

→ 市では高齢者の筋力向上のため、地域の公会堂などで、週1回筋力トレーニングを行っています!詳細は次のリンクよりご確認ください。

筋力トレーニングについての詳細



<3 転倒予防>
介護が必要になる原因で多いのが、転倒による骨折です。
家の中での転倒を避けるために、床を片づけたり、コードやマットレスの端など足を取られやすいものは束ねる・テープで止めるなど、安全対策を取りましょう。
また外出時には履きなれた靴を選んだり、不安な時は杖を使ってみましょう。


藤岡市では、40・45・50・55・60・65・70歳の女性の方を対象に、骨粗しょう症検診を行っています。骨粗鬆症検診の詳細については次のリンクよりご確認ください。

骨粗鬆症検診の詳細


定期的に骨の状態を確認するようにしましょう。
(骨や関節に痛みがある方は、主治医にご相談ください)

この記事に関するお問い合わせ先

健やか未来部健康づくり課健康増進係

住所:〒375-8601群馬県藤岡市中栗須327番地
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