デング熱について

更新日:2021年12月01日

デング熱について

デング熱とは

デング熱とは、デングウイルスに感染した蚊に刺されることによって生じるウイルス感染症です。
蚊に刺されてから3~7日の潜伏期間のあとに、発熱、発疹(胸部・体幹~四肢・顔面)、頭痛、関節痛、筋肉痛、眼窩痛(目の奥の痛み)、結膜充血、嘔気、嘔吐などの症状がみられます。また、感染しても発症しないこともあります。通常1週間程度で回復する予後が良好な疾患です。しかし、ごくまれに、デング出血熱やデングショックとよばれる重症な状態になることもありますので注意が必要です。

感染経路

蚊のイラスト

デングウイルスに感染した蚊(日本においてはヒトスジシマカ)に刺されることにより、感染を起こします。ヒトからヒトへの直接的な感染は起こりません。
デング熱を疑って医療機関を受診する場合は、「いつ」「どこで」蚊に刺されたかを主治医の先生に伝えるようにしましょう。

デング熱への対策

虫よけ対策をする女性のイラスト

デング熱に有効なワクチンはありません。蚊に刺されないように対策をしましょう。
《主な予防策》

  1. 屋外で活動する場合には、長そで、長ズボンを着用するなどして肌の露出を少なくする。
  2. 虫よけスプレーや蚊取り線香を使用する。
  3. 網戸を使用したり、扉、窓の開閉時間をなるべく短くして、蚊の侵入を防ぎましょう。
  4. 蚊の発生源である水たまり(植木鉢の水の受皿・バケツ・古タイヤ等)をなくす。

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