ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

更新日:2021年12月01日

ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

ジカ熱とは

ジカウイルス感染症は、ジカウイルスに感染することによって発症する病気です。ヤブカ属のヒトスジシマカやネッタイシマカなどによってウイルスが媒介されて感染します。
ジカウイルスの潜伏期間は2~12日ほど。感染者の8割の人には、ほとんど症状が現れませんが、残りの2割の人には、発熱や関節の痛み、発疹が出るといった症状が1週間ほど続きます。また、妊婦が感染すると小頭症などの先天性障害をもった子供が生まれる可能性があります。

感染経路

蚊のイラスト

ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを持った人の血を吸った蚊に刺されることによって感染します。このように蚊を媒介して感染が広がる点やヒトスジシマカやネッタイシマカが媒介になる点では、平成26年夏に日本国内でも発生したデング熱と同じですが、ジカウイルスについては、性行為による感染事例も報告されています。

ジカ熱への対策

虫よけ対策を行う女性のイラスト

現在、ジカ熱に有効なワクチンや治療薬はありません。そのため感染を防ぐには、蚊に刺されないこと、蚊の発生を抑えることが重要な対策となります。
《主な予防策》

  1. 屋外で活動する場合には、長そで、長ズボンを着用するなどして肌の露出を少なくする。
  2. 虫よけスプレーや蚊取り線香を使用する。
  3. 網戸を使用したり、扉、窓の開閉時間をなるべく短くして、蚊の侵入を防ぐ。
  4. 蚊の発生源である水たまり(植木鉢の水の受皿・バケツ・古タイヤ等)をなくす。

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