冬桜について
冬桜の品種について
「フユザクラ」とは、別名をコバザクラ(小葉桜)といい、ヤマザクラとマメザクラの雑種と推定されています。
小樹で枝は繊細、葉は小さく卵形で長さ6.5センチメートル、花は一重小輪で直径2.5センチメートル、色は白色~淡紅色で、花期は11月~12月および4月です。
冬桜に関する質問について
質問1.冬桜は二度咲くって本当?
答え. はい、本当です。冬桜は春の桜のように一度にパッと咲かないで、下の方の枝からチラホラ咲き始め、徐々に上の方に咲いていきます。
質問2.花が長く咲くの?
答え. はい。寒さに向かって咲くので、咲き始めてから1ヶ月ぐらい咲き続けます。一輪また一輪と冬の光を受けて咲くので、散るときも花吹雪になって散ることはあまりありません。寒気が強くなると、木に張り付くように花びらがしぼんでいきます。
質問3. 冬桜の見頃は?
答え. 冬桜は秋になって葉が落ちて一度寒さにあわないと花がよく咲きません。秋から初冬の気候の変化による、寒さにより咲き始めますので、11月中旬から12月初旬が一番良い時期です。
質問4.実がなるの?
答え. ほとんどの木は、花が咲けば実がなるのが普通ですが、冬桜は寒い北風に吹かれて咲く花なので結実しません。春に咲く花には実がなり、種子を蒔けば成長します。
質問5. 冬桜の樹勢は?
答え. 冬桜は矮性(わいせい)で箒(ほうき)状に生育します。染井吉野桜が14~15年で成木になり樹高10~15メートルの大木になるのに比べ、冬桜の樹高は5~7メートルです。また、早生種であるため、2~3年生で花が咲きます。
質問6. 冬桜と寒桜は違うの?
答え. 違います。名前が似ているのでよく混同されやすいのですが、寒桜は淡紅色一重の花が1~2月に1回だけ咲きます。また、冬桜のように2度咲きの「十月桜」という品種がありますが、、これはコヒガン(小彼岸)系の桜で10月に開花します。花弁が約17枚と不規則で八重咲きのものが多く、色は冬桜より濃いピンクです。お隣の神川町には、この十月桜の「城峯公園」があります。
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更新日:2025年02月27日