本郷埴輪窯址
国指定史跡
窯址の石碑
県内の埴輪生産については、太田地域と藤岡地域の2地域が一大生産地として知られています。藤岡地域では、神流川流域の本郷埴輪窯址と鮎川流域の猿田埴輪窯跡の2地点があります。このうち本郷埴輪窯については、明治39年(1906年)に柴田常恵氏により発見されました。そのあとの発掘調査により、5世紀後半から6世紀末まで操業していたことが確認されています。
窯全景
覆屋
この窯址は昭和18・19年(1943・1944年)に発掘調査が行われ、2基の窯址が発掘調査されました。このうち、もっとも依存状態が良かった1基が覆屋で保護され、見学することができます。
窯の構造は全長約10メートル、幅1.8メートルの大型の登り窯で、窯の中から多くの埴輪が出土しています。
埴輪窯実測図
埴輪窯からかき出された出土品
- 指定日 昭和19年11月13日
- 所在地 藤岡市本郷
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2024年07月10日