芭蕉塚の碑
養浩院の門前下にある碑は、明治の初め頃、当地の俳人たちが近江国(滋賀県大津市)の義仲寺にある芭蕉の墓に参拝し金二円を寄進して墓土をうけ、分霊塚をつくり句碑を建てたもので、『芭蕉塚の碑』と呼ばれています。石碑は高さ237cm、幅128cm、厚さ10.3cmで、石材には緑泥片岩が使われています。
碑にある句「志ばらくは花のうえなる月夜哉」は、元禄元年(1688)、芭蕉が45歳の春に吉野の花見に出向いた時に詠んだものです。
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